ココロの病

うつ病について書いています。

家族の誰かがうつになってしまったら

自分の家族の誰かがうつになってしまったら、とても心配になります。しかし、そんな時家族は心配しすぎないようにしましょう。気を使いすぎて、態度や言葉つきがぎこちなくなってしまいがちです。できるだけいつも通りの対応を心がけるとよいでしょう。 また、励ますことも、原因を追究することも控える方がよいでしょう。家族からすれば、早く良くなってもらいたい、そもそも何が原因でこうなってしまったのか、気になる所です。他の誰かを、または自分を悪者にして解決しようとしても、家族関係がギクシャクしてしまうばかりです。ご本人をゆっくり休ませ、心療内科での薬をうまく活用したりして、地道に治療していくことが大切です。うつには、家族の理解がとても重要なのです。

人生で初めて心療内科へ通った感想

入社二年目で心療内科へ通う事になりました。心療内科への偏見を持っていましたが、病院に訪れると普通の内科に来たのかと錯覚する様な様子でした。風邪で院内が患者で混んでいる様に心を病んだ患者で混み合っていて正直驚きました。自分以外にも世の中にこんなにも多くの人が心の風邪を引いているのか、と。その環境のおかげか待合のスペースでも気兼ね無く診察を待つ事が出来ました。 診察は先生と一対一で対談。大学の教授と人生相談した時の事を思い出すような、少し緊張するが「是非話を聞いてほしい」と思える環境でした。 診断は適応障害で、うつ病の一歩手前との事でした。安定剤を処方され、毎週通うように言われました。心療内科はホスピタルショッピングに陥るケースが多いかも知れませんが、「話す」「聞いてもらう」「薬をもらう」はどこの病院も基本的に同じだと思います。

うつ状態には迷わず心療内科へ

私は、過剰な残業とストレスでうつ状態になり、自殺を考えたことがありました。実際には自殺未遂だったのですが、それを契機に、このままでは本当に死んでしまうと思いました。しかし、生きていることがとても辛く思っていたので、意を決して心療内科へ行きました。 心療内科への受診は、ある意味、自分が精神的に病んでいると認めることになりますから、躊躇し、随分と悩みましたが、これしかないという気持ちでした。初診は、アンケート形式の問診票を記入しますが、正直なところ、こんなもので何が分かるのだろうと、半信半疑でしたが実際にドクターの問診を受けてみると、自分に当てはまることが言い当てられたようでした。それでも、うつが改善されるかどうか半信半疑でした。しかし、処方された薬を服用して、びっくりするほど楽になりました。 うつに苦しんでいる方は、勇気を振り絞ってでも、心療内科への受診をおすすめします。